こども車内おきざりをなくす方法!

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こんにちは!

旦那が公務員を辞め世帯主となった、子育て真っただ中の現役保育士の主婦です!

今回は、最近よくニュースで目にする、車内こどもおきざり事件について

触れ、事件の中で保育園側からの出欠確認の必要性が問われている問題に

ついて考えていきます。

これを見れば、今後どのような対策をすればいいのか、

事件防止につながるヒントや答えがありますので、ぜひ最後までご覧ください。

事件の概要

つい最近目にした事件では、おばあちゃんが子どもを預かり

自分の仕事に行く前に、子どもを保育園に連れていくのを忘れ

いつも通り仕事に行ってしまい子どもが炎天下の中車におきざりになってしまった

というものでした。

「考え事をしているうちに孫を乗せていることを忘れて

しまった」という。

暑い車内に残された子どもの苦しかったことといったら・・・

想像するだけで辛いです。

そのお祖母ちゃんの胸中を考えると・・・

そして、子どもを預けたお母さんや家族の悲しみと言ったら・・

どの境遇も経験したくないですね。

ヒューマンエラーは誰にでも起こりうる

さて、このお祖母ちゃんは何故こんなに愛おしい(普通の感覚として)孫を

車におきざりにしてしまったのでしょう。

普通に考えれば「あり得ない!」と思ってしまいますよね。

お祖母ちゃんというくらいですから歳(老化)のせいなんでしょうか!?

いや!ニュースではまだまだ若いお父さんが・・というものも目にします。

どんなに大切な存在であっても、考え事をしていたり、忙しくしていると

『うっかり』ということがあり得るのです。

ある学者の方は、‟人の集中力には限界がある”と言っています。

本当にその通りだと思います。

実は、私自身は自分で自覚しているうっかり者なのです。

普段の生活の中で、買い物時に財布を忘れたり(サザエさん並み)

後から○○しようと思っていたことを忘れるのは日常茶飯事、

炊飯器の予約を忘れてご飯を食べようとした時に水にしたったお米を

何度目にしたことか・・・

こんな日常でのちょこちょこしたうっかりが、

いつか大きなうっかりを引き起こしそうで怖いです。

それでは、うっかり者ではなく、しっかりしている人なら安心なのでしょうか?

それは違います!!

忙しい毎日を送っている時には、頭の中での処理が追い付かず、

大事な情報が抜け落ちることもあります。

それは意外と多くの人に当てはまるのではないでしょうか。

やるべきタスクの順位付けをメモしながら上手に一つ一つの

情報処理をしている人でない限り、新しい情報が入ってきた時に

‟うっかり”が起こってしまう可能性があるのです。

イレギュラーで入ってくる悩み事や考え事なんかもうっかりの元なんです。

うっかりは誰にでも起こることを自覚することがまず大切なことなのです。

保育園側の現状

今回の事件では、登園するはずだった子どもが、

登園してこなかったことに対して、出席確認を怠ったことも、

悲劇へ繋がった一つとして考えられています。

確かに、出席予定だった子どもが時間になっても来ない・・

となれば園側も不振に思うのは当然にことです。

ただ、未就学児は基本保護者と一緒に行動し、保護者が責任をもって

面倒を見ているということから

登園してこなくても何らかの理由で保護者と一緒に休んでいる

とみなせるのではないでしょうか。

欠席=連絡確認!は保育園側の義務では無いということです。

「電話して確認するだけなんだからそれくらいしてもいいんじゃない!?」

という方もいるでしょう。

確かにそう考えるのもわかります。

ただ、朝の保育園の流れを考えるとなかなか余裕が無い現実もあるのです。

朝は、子どもの出迎え、保護者との連絡のやりとり、健康管理、体温測定、手帳の確認、

牛乳を飲ませ、排泄、遊びとそこで起こるトラブルの対応などなど・・・

一日の中でも忙しく慌ただしい状況になります。

一機に子どもが登園してくるわけでは無いので、クラスごとではなく朝のうちだけ

合同になっていることもあります。

保育者も全員揃ってのスタートではなく、子どもの増えてくる時間帯に合わせて

時間差勤務になっている園がほとんどだと思います。

朝のうちは、子どものことをよくわかっているクラスの担任ではない保育者が見ている

とう状況もあるのです。

欠席の確認ができるのは、全員が大体揃ってくる9時半頃以降となります。

そこで、出欠の電話をするとなると保育者が保育を抜けたり、職員室にいる職員に

連絡をする手間が発生するのです。

平日であれば職員の人数が安定している可能性があるため手間を惜しんでも

なんとかなることが多いです。

ただ、今回の事件は『土曜日』だったということなのです。

土曜日は、各園によって違うと思いますが、

主に両親が就業している方や何かしら理由がある方の利用が主になってきます。

仕事が休みの方も多く、小規模で保育していることが多いです。

そのため、子どもの人数がその時々によって違うということになります。

子どもの人数によって保育者が配置され、担任ではない保育者が担当する

ことが多いのも土曜日の特徴です。

事前に土曜日の出欠確認をとっているとは思いますが、土曜日はいろいろと

イレギュラーが多いため、いつもより出欠確認が遅くなったり、連絡するまでに

時間がかかってしまう可能性もあるのです。

ただ、今回の事件で、出欠確認ができていればもしかしたら親が気付いて

お祖母ちゃんに連絡をして、子どもが助かったかもしれない!ということであって、

それをしなかったがために、保育園が強く責任を負わされたり、

攻められたりということは疑問に思ってしまいます。

欠席連絡は必要か?

そもそも、保護者自身も欠席の連絡をする時には手間がかかっている現状も

あるのではないでしょうか?

子どもが熱を出したりして急遽保育園を休ませる時、

保護者は朝のうちに保育園に電話で連絡することがほとんどだと思います。

ただ、朝は親にとっても忙しい時間。

朝ごはんやお弁当作り、朝の支度や家事をしている方も多いでしょう。

その中で、子どもが発熱となると、病院へ行くかどうか判断をしたり、

働いている保護者の方なら仕事を休めるかどうかの確認・連絡、

夫婦間でどうするか忙しい朝の段階で早急に話し合わなければならないこともあるでしょう。

そうして決まったところで保育園の開園時間を待って連絡・・・

と思っていたらうっかり忘れた!!

なんてこともあるのではないでしょうか。

そんな時に、保育園側から「今日はお休みですか?」と連絡をもらえたら

ありがたいと思いますよね。

ただ、連絡をしなくても何らかの理由で休んでいることはわかるでしょ、

という想像はつくかなとも思います。

さらに、急なお休みではなく、風邪で休んでいる2日目などからは、

連絡しなくても「わかってますよね!(風邪で今日も休みますよ)」

という暗黙の了解みたいになることもあるんです・・・。

出欠確認は「親と園」両方の役目に

それでも事件を受けて、出欠確認というのは親側・園側にとって

掛け替えのない子どもの命がかかわっていることを考えると

やはり必要なものになってくるでしょう。

事件が起こる時には、沢山の不運が重なることがあります。

防げるもの、不運の材料になるものはできるだけ解消していくことが

望ましいといえるでしょう。

これからできる対策は?

以上のことから、子どもの車中おきざりを防ぐために、これから私たちができることを

これまで記入してきた観点やいろいろな目線でまとめていきます。

・人には『うっかり』があることを認める。

・保育園の欠席の連絡を忘れない。

・保育園側からも連絡をもらえるようにする。

・子どもの座席の横に荷物(財布やスマホ)を置くようにする。

(絶対使うものとセットで忘れにくくする)

・車のブザーを子どもが鳴らせるように教える。

(小さい子どもは難しいですね)

・人にお願いした時には、その人を信用しすぎない。

(お願いした以上は何があっても受け入れるしかないため)

事件のお祖母ちゃんは、きっと孫が可愛くて仕方なかったことでしょう。

私の母も「孫が可愛くてしょうがない!」と言いながらいつも何かと理由をつけて

遊びに来ています。

たまに子どもを預けることもありますが、預ける以上は何かが起こるかもしれない

と思いながら、預ける側にもかかわらずいろいろと気を付けてほしいことをしっかり

伝えるようにしています。

まとめ

ここ最近、子どもを車内におきざりにし、子どもが犠牲になってしまう事件が

後を絶ちません。

ここ最近??と疑問になりますが、インターネットが普及しスマホでいろいろな

情報を配信できるようなったことから、昔は地域だけのニュースだったものが、

全国ニュースとして知れ渡っているのではないでしょうか。

きっと昔も同じような事件が今と変わらず全国各地で起こっていたに違いありません。

沢山の人が情報共有し、事件を他人事で終わらせず、亡くなった子どもの死を無駄にせず

多くの学びを今後にいかし、大切な子どもの命を守っていきましょう!!

つたない文章ですが、最後までご覧いただき大変ありがとうございました。

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